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Sanldk Studio

回顧録~SANLDKオリジナルジーンズのはじまり~

更新日:2023年9月11日

こんばんは。 熊本は、蒸し暑さが増し、うだるような日が続いてます。 今夜は、SANLDKより初めてリリースしたデニムが出来上がるまでをかけたらと思います。

以前、他のブログに記載していましたが、再度改めて、しってもらいたいなとおもい書きます。 正直長いです。長いですけど、読んでいただけるありがたいです。

デニムを履いた男性
ファーストスマーティー

デニムを履いた男性の後ろ姿
ファーストグロウ



SANLDK(旧3LDK)としてジーンズをリリースするまでに3年ほどかかりました。 それまでは、作る側ではなく、売る側。仕入れて売るといったセレクトショップをやっておりました。 ここ書くとながくなるので、省きます笑 立ち上げ当初、右も左もわからず(服飾などの学校へは行ったことがありません。)、パターンとはなんぞや!?という服を作るにあたっての知識が皆無でした。 ということで、この知識をおしえてくれる人を探そう!引き込もう!と考え、友達や知人に紹介してくれと頼み込んだのを覚えてます。 まぁなんやかんや紹介していただいて、熊本にある某服飾専門学校の夜間に週一で半年間通いました。先生に、ジーンズ作りたいんすよ!おしえてください!作り方!と世間知らず馬鹿が顎一丁で乗り込み、半年かかって、ジーンズ一本を自分で縫い上げました。 ここで、一つ思うことがありました。 こんなんじゃどんだけ時間あっても、製品化できない。。。 趣味の延長ならいいのだけれど、俺は仕事としてやりたい!とおもっていたので、 このままじゃダメだと思い、型紙をおこしてくれるパタンナーさん、縫いをしてくれる縫製工場さんを同時に探すほうへとシフトしていきました。 で! 海外生産が多い昨今、俺は、日本の工場に絞って探し始めました。 ツテもあてもないし、どうやって探そう。。。ネットか?。。。 ネットで探すけどまぁーでてこない笑 工場はさしより(とりあえずの熊本弁)おいといて、パタンナーさんを探そう! これは、ネットででるっしょ!!!的なノリで探してみると、ちょこちょこ出てくる。。。 お!おー!おおお!!! パターン外注受けます!的なことが書いてあるとこに、片っぱしからメール送りました。 でかい会社から小さい会社まで。 しかーし!全然返事が返ってこない! なんでや!なんで!なんで返事くんないの!とかおもいながら、再度何社もメールをしました。 が、ヤッパリカエッテコナイ。 その時は、いろんなことにイライラしてて笑 工場見つからんし、メールは返ってこんし。 なんなんやとか思ったりもしました。 ↑(すいません、口悪いです) ちょうどその当時、【作りたい人】と【工場】を繋いでくれるサービス 【シタテル】というシステムがスタートしたときで、そこに頼めば自分で探す手間も省けたんですが、なんというか変なプライド?じゃないですが、自分の足で行って、自分の想いを直接伝えて、俺の顔見て納得した上で、やってもらいたいという想いがありました。(シタテルさんのサービスをディスってるわけではないですよ。すごくいいサービスでシステムです。俺がへそ曲がりなだけ) 諦めの悪いやつなんで、なにがなんでも見つけてやるって思いながら意地で探してて、 とある一件にメールを送った。 すると、数分後に電話がなってでると、メールしたパタンナーさんからのお電話だった。 このとき、友達とお茶してて、「まじ見つからん、どぎゃんしよう」って、コメダコーヒーで愚痴ってたのを思い出す。 そんな愚痴ってた矢先にこの電話。 テンションが720°くらいグルングルン回って、電話でなんていったかも覚えてない。 唯一、覚えてるのは「行きます!すぐ行きます!どこですか?俺の話を聞いてください!」っていったのだけ覚えてる。 そんなこんなで電話の翌週には大阪にいた。 アメ村のビックステップ?で待ち合わせして、ついでに資材屋さんも一緒に紹介してくれるとのことだったので、堀江にある事務所に向かった。 自己紹介からたわいもない話、洋服の話、俺の思いを全て話をして、パタンナーさんも資材屋さんも協力して頂けるとのことだった。探しても見つからず、悶々としていた中で、前進できる光がやっと見つかって、安心というか、焦ってたのが、少し落ち着いたように思えた。 さ、次は縫製工場だ。 次回 「SANLDKオリジナルジーンズのはじまり・岡山直談判編」

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